糞害や雨垂れによって作品表面の経年劣化が目立ちます。全体に汚れが定着してしまい、一般的なクリーニングではなかなか落とせない状態です。
雨だれ跡や鳥の糞など像全体の汚れを高圧洗浄機で除去し、台座に付着した水垢汚れのも除去しました。像本来の色味に近づけるよう色を微調整しながら着彩を行い、屋外用コーティング剤を塗布し完成です。
専門的な職人技により銅像は設置された当初の風合いが再現されました。台座の赤御影石も研磨してきれいに復元されました。コーティングによって保護されたことで、雨が降っても美しさを保つことができます。